こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
「運命なんてない」って英語でなんて言うかご存じですか?これはとても簡単です。such という単語を使います。今回は「運命なんてない」の英語での言い方、その応用例、「運命なんてない」に関連する英語フレーズなどご紹介します。記事内の英文は全てネイティブチェック済みです。
「運命なんてない」は英語で “There’s no such thing as fate.”
「運命なんてない」は英語で “There’s no such thing as fate.” と言えます。
There’s no such thing as fate.
(運命なんてない)
「There’s no such thing as ~」は「~なんて存在しない」という意味を表します。there’s は there is の縮約形です。
fate は「運命」という意味の名詞です。“There’s no such thing as fate.” で「運命なんてない」の意味になります。
ほかに、次のように言うこともできます。
There’s no such thing as destiny.
(運命なんてない)
fate と destiny の違い
fate は生まれる前に定められた、本人の力では変えることのできない「宿命」を指します。fate は「(神によって)語られたこと」という意味のラテン語 fatum を語源に持ちます。
一方、「目的地」という意味の英語 destination と同じ語源を持つ destiny は、未来の「目的地」を言います。これから行くことが決まっている場所です。
fate は「過去」、destiny は「未来」について表します。
“Ghosts don’t exist.” と “There’s no such thing as ghosts.”
“Ghosts don’t exist.” は「幽霊は存在しない」という意味です。“There’s no such thing as ghosts.” は「幽霊なんて存在しない」という意味です。
Ghosts don’t exist.(幽霊は存在しない)
There’s no such thing as ghosts.(幽霊なんて存在しない)
“There’s no such thing as ghosts.” は “Ghosts don’t exist.” をより強調した言い方です。
「運命なんてない」に関連する英語フレーズ

「運命なんてない」は英語で “There’s no such thing as fate.” または “There’s no such thing as destiny.” と言えます。では、「運命なんてない」に関連する英語フレーズをいくつか見ていきましょう。
「~なんて存在しない」
「運命」に関する英語の名言
It is not in the stars to hold our destiny but in ourselves.
(運命は星が決めるのではない。我々の思いが決めるのだ)
William Shakespeare(ウィリアム・シェイクスピア)
いかがでしたでしょうか?今回は「運命なんてない」の英語での言い方をご紹介しました。ありがとうございました!