こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回は英語の発音について取り上げます。
私は2020年から、翻訳業の傍ら、日本語講師として海外の方に日本語を教えていて、英語で話す機会も多いということで、今回は英語の発音について取り上げようと思います。
英語のRの発音は日本語にはない巻き舌の発音で、英語の発音の中でも最も難しい発音の一つだと思います。
今回は私がどのような方法で英語のRの発音を習得したのか、英語のRの発音を習得するコツについて見ていきます。
【英語のRの発音】巻き舌を習得する3つのコツ(初心者向け)
Rの発音に限らず、英語の発音を習得する最も良い方法は、ネイティブの発音を聞いて、それをまねることだと思います。
私の場合、初めは辞書を見ながら発音を練習しました。私が当時使っていた英和辞典の最後の方に、英語のそれぞれの音を発音するときの舌の動きが描かれていて、それを見ながら、発音の練習をしました。
ただ、Rの発音だけはどうしてもできませんでした。その当時私はNHKの英語講座を見ながら英語の勉強をしていたのですが、あるとき、その番組でネイティブ講師の方がRの音が入った単語を発音していて、それをまねて発音してみたところ、初めてうまくRの音を発音することができたのです。
そういった経緯から、私は、英語の発音を習得する最も良い方法はネイティブの発音を聞いて、それをまねることだと考えています。
Rの発音練習
では、実際に発音してみましょう。
まずは、Rの発音をするときに意識すべき2つのポイントを押さえておきましょう。
- 口の形を日本語の「ウ」を発音するときの形にする
- 舌を上あごに付けない
この2つを頭に入れた上で、ネイティブの発音をまねます。
下記は Collins Dictionary のYouTube動画へのリンクです。音とともに、口の動きにも注目して、まねてみましょう。
いかがでしたでしょうか?うまく発音できましたでしょうか?
発音は口の筋肉ですので、発音すればするほど筋肉は鍛えられ、発音は向上していきます。Rの発音は、コツをつかんで、その後何度も何度も練習することで確実に上達していきます。
まとめ:【英語のRの発音】巻き舌を習得する3つのコツ(初心者向け)
いかがでしたでしょうか?今回は英語のRの発音を習得するコツについて見ていきました。
あらためて、英語のRの発音を習得する3つのコツは、
- 口の形を日本語の「ウ」を発音するときの形にする
- 舌を上あごに付けない
- ネイティブの発音をまねる
繰り返しになりますが、Rの発音は、コツをつかんで、その後何度も何度も練習することが重要です。コツをつかんで終わりではありません。
私自身も、始めは、Rの音が入った単語の中にも、うまく発音できるものとうまく発音できないものがあって、練習を繰り返す中で、少しずつ発音できるものが増えていきました。
発音を向上させることはリスニング力の向上にもつながります。リスニング力を伸ばす方法は2つあって、それは語彙を増やすことと、発音を向上させることです。
今回は英語のRの発音について取り上げました。ありがとうございました!
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